
出来上がったMIDIをオーディオファイルにする方法を説明します。
VSC-88がインストールされている場合、VSC-88でのMIDI演奏をオーディオファイルにする機能があります。
※Vistaでは保存する場所(フォルダ)のアクセス拒否によってフリーズすることがあるので、保存する場所指定には注意してください。
ソングエディタで各MIDIトラックの音源をVSC以外に設定しておきます。VSCまたは設定なしにしているトラックはVSCによる内部処理演奏=>変換になりません(無音になる)。

「ファイル」=>「オーディオファイルに保存」を実行します。保存する場所とファイル名を決定して保存ボタンを押すと内部的に変換が行われます。保存形式はWAV (*.wav) ・MP3 (*.mp3) ・NeXT/Sun (*.au, *.snd) ・AIFF(*.aif, *.aiff) ・PCM Raw Data (*.raw, *.pcm)が選べます。
osiete_VSC.mp3(VSC-88での変換)
設定した音源の演奏で保存する方法もあります。実際にソングを演奏して録音します。VSTiなどを音源に、またオーディオファイルが含まれていてもOKです。ソングエディタの演奏情報そのままで演奏され録音されます。録音したい状態に予め演奏設定しておきます。
下図はM1でVSTiのVB-1を指定、M2でVSTiのSynth 1VSTをしてい、M4はVSTiのSUPERWAVEP8を指定しています。ドラムトラックM10はRoland VSCで演奏するよう指定、そのほかはYAHAMA SY-XG50です。

「ツール」=>「ミックスダウンウィザード」を実行します。ミックスダウンウィンドウに従って進めます。
途中保存するファイル名を指定する画面になります。

ファイルの選択ボタンを押し、保存場所を決定してからファイル名を入力します。

ファイルの種類はwavのままにします。
保存ボタンで戻ります。

完了ボタンを押すと、演奏と録音が始まります。演奏が終わると自動的に録音も完了し、ウェーブエディタが起動します。

オーディオファイルになっていますので、このままウェーブエディタでエフェクトをかけたり編集できます。VSTエフェクトも利用可能です。
下図は範囲選択してClassic ChorusというVSTエフェクトを利用しようとしているところです。

ウェーブエディタで開いているオーディオファイルを別名で保存することができます。この時WAV以外の形式も可能です。
オーディオフォーマットと保存可能なファイルの種類|
ファイルの種類 |
サンプリングレート |
ビットレゾリューション |
チャンネル |
ビットレート | ||||||||||
|
4K |
8K |
11K |
22K |
32K |
44.1K |
48K |
96K |
8 |
16 |
24 |
Stereo |
Mono |
(kbps) | |
|
WAV (*.wav) |
○ |
○ |
○ |
○ |
○ |
○ |
○ |
○ |
○ |
○ |
○ |
○ |
○ |
- |
|
Microsoft ADPCM (*.wav) |
× |
○ |
○ |
○ |
× |
○ |
× |
× |
○ |
○ |
× |
○ |
○ |
- |
|
NeXT/Sun (*.au, *.snd) |
○ |
○ |
○ |
○ |
○ |
○ |
× |
× |
○ |
○ |
× |
○ |
○ |
- |
|
AIFF(*.aif, *.aiff) |
○ |
○ |
○ |
○ |
○ |
○ |
○ |
○ |
○ |
○ |
○ |
○ |
○ |
- |
|
PCM Raw Data (*.raw, *.pcm) |
○ |
○ |
○ |
○ |
○ |
○ |
○ |
○ |
○ |
○ |
○ |
○ |
○ |
- |
|
MP3(*.mp3) |
× |
○ |
○ |
○ |
○ |
○ |
○ |
× |
○ |
○ |
× |
○ |
○ |
32〜320, VBR |
|
Ogg Vorbis(*.ogg) |
○ |
○ |
○ |
○ |
○ |
○ |
○ |
○ |
○ |
○ |
× |
○ |
○ |
64〜500 |
|
WMA(*.wma) |
○ |
○ |
○ |
○ |
○ |
○ |
○ |
× |
○ |
○ |
× |
○ |
○ |
28.8〜128 |
「ファイル」=>「オーディオファイルに名前をつけて保存」を実行しますと、別名保存ができます。
osiete_full.mp3(VSTiなどを使用しての実際の演奏録音)
osiete_VSTi_Bnc00001.mp3・・・最終変換(お気に入りの音色になりました)
オーディオ変換の二つの方法を説明しました。ここからが実は本番です。
Singer Song Writer 8.0 VSではVSTiが8つまでしか一度に利用できません。16トラックのMIDIをすべてVSTiで演奏させてオーディオにするとなると一度に録音してしまうことはできません。最低二回に分けて変換し、できたオーディオを更にミックスダウンしてひとつにする必要がでます。ほかにも様々な問題があるのでわかる範囲で解説します。
Singer Song Writer 8.0 VSではMIDIトラックとは別にオーディオトラックもソングエディタで管理できます。オーディオトラックは初期状態で8つ用意されますが、これは増減させることが可能です。
MIDIトラックひとつひとつをそれぞれオーディオに変換してオーディオトラックにそれらを埋め込みますと、オーディオトラックをまとめて演奏させることでひとつの曲として聴けることになります。勿論MIDIトラックとオーディオトラック同時演奏も可能ですし、ミックスダウンして録音することも可能です。複数のオーディオトラックをひとつのオーディオトラックにまとめてしまうミックスダウンも可能です。
MIDIトラックをパートとしてオーディオトラックに変換しますと、16トラックあるMIDIですとオーディオトラックも16トラックになりますね。最終的にオーディオトラックだけを調整してひとつのオーディオトラックにミックスダウンするとオーディオファイルとして曲が完成します。MIDIトラックをオーディオ変換する際は録音という方法もありますが、VSTiを利用すると、バウンスという機能でVSTi演奏をオーディオ変換できます。この時バウンスしたオーディオファイルは指定したオーディオトラックに埋め込まれます。MIDIトラックひとつひとつをVSTiで演奏させるように設定し、バウンスさせるとその演奏を録音したオーディオトラックが出来上がります。VSTiで演奏させると音量がばらばらになったりしますので、オーディオトラックのVolumeを調整したりすることでマルチオーディオトラックを制御してミックスダウンしてひとつの曲としてのオーディオファイルに仕上がります。
バウンスは必ずしもMIDIトラックひとつに対応するものではなく、複数トラックをまとめて演奏させて変換することもできます。
次からはosiete.midをVSTiで演奏させて曲にする方法を説明します。
まずドラムから考えて行きます。
フリーのVSTiにフルノートのドラムがなかなかないのでまずドラムをどうするかですが、これは仕方がないのでVSC-88で演奏させたドラムにしましょう。
※現在LoopaZoidというフリーのVSTiドラムサンプラーを見つけましたので、ドラムもそれを使用することが多くなりました。LoopaZoidについてはこちらをご覧ください。
VSC-88で演奏させたものをオーディオにするにはチャンネル10のMIDIトラックだけにRoland VSC以外の音源を指定し、その他のトラックは演奏させないよう設定なしにします。
MIDIをオーディオに保存する機能を使用します。
MIDIトラック10がチャンネル10なので、M10にYAMAHA SY-XG50を設定します。その他は設定なしにします。

「ファイル」=>「オーディオファイルに保存」を実行します。ファイル名はわかりやすくosiete_drums.wavにしますね。
できたドラムだけのオーディオファイルをオーディオトラック10に埋め込みます。オーディオトラックは8つしかない状態なので増やしましょう。
「オプション」=>「オーディオトラックの追加」を二回実行するとA10まで増えます。
「オプション」=>「オーディオデータの入力」を実行します。オーディオデータの入力画面で、「ファイル選択」ボタンからオーディオファイルを選択します。A10の一番最初の小節から入力しますので、下図のように設定します。

入力ボタンでA10に埋め込まれます。×で閉じてください。
MIDIトラックの設定を戻します。この時M10だけはもうオーディオファイルとして演奏データがあるので設定なしにします。そのほかのMIDIトラックは音源を設定しておきましょう。
下図ではM10は設定なしに、A10にはオーディオファイルが埋め込まれています。M8とM9とA10のソロ演奏ボタンが青く点灯中で、これでプレイツールのプレイボタンを押すとソロ演奏になっているトラックのみ演奏されます。すべて演奏させるにはすべてのソロ演奏ボタンを解除しなければなりません。

これでプレーツールの巻き戻しボタンを押し、プレイボタンを押すとMIDIとオーディオ同時に演奏されます。
演奏にずれがないことを確認しましょう。
オーディオの方が先走りする場合の対処方法
オーディオトラックに埋め込んだオーディオファイルの位置をずらして調整します。
矢印カーソルでオーディオファイルの部分をクリックします(オーディオファイルの選択)。

選択部分は黄色反転しますね。

そのままマウスで左右に動かすと位置変更できます。位置情報はステータスバーに表示されます。但し1小節目の先頭よりも前にすることはできません。
下図では3小節目の先頭に移動させています。

実際には極小さな時間の遅れでしょうからほんの少し移動させます。
演奏させてMIDIと遅れがないように調整してください。
オーディオのプロパティを使用することで数値入力して入力位置調整ができます。マウスでうまく調整できないに数値で調整すると細かく調整できます。通常はこの方法で入力位置を合わせるほうが簡単です(一旦入力位置の数値がわかれば同じ数値だけずらしていくやり方で大抵の場合大丈夫です)。
オーディオプロパティ を開くには・オーディオトラックに入力されているオーディオファイルを右クリック→「オーディオプロパティ」を選ぶ
いずれかで可能です。
オーディオのプロパティを使用すると、オーディオトラックに入力されているオーディオファイルの詳細情報を表示し、設定を変更することができます。
[入力位置]・・・オーディオデータの入力位置を表示、指定します。1拍=480ステップ です。この機能を使用すると数値で調整できます。
[ファイル名]・・・入力するオーディオデータのファイル名を表示します。過去に入力したファイルの履歴を見ることもできます。
[オーディオデータ名]・・・波形表示を OFF にしたとき、オーディオトラック上で表示される名前です。
[ファイルの選択]・・・「オーディオファイルの読込み」ダイアログで、入力するオーディオファイルを指定します。ただし、入力可能なオーディオファイルは次の場合に限ります。
WAV (*.wav) (ADPCM は不可)・NeXT/Sun (*.au, *.snd)・AIFF(*.aif, *.aiff)
[試聴]・・・選択したオーディオファイルを再生します。
[色の設定]・・・オーディオデータの波形表示色を指定します。
[ファイル詳細]・・・ファイル名欄に表示されているオーディオデータの情報を表示します。 ACIDファイルにテンポ情報やキー情報が含まれている場合は、その情報を表示します。
[ACIDファイル]・・・選択したACID ファイルにテンポ情報やキー情報が含まれている場合、入力時にテンポストレッチ、キートランスポーズをおこなうかどうかを指定します。
[入力]・・・設定した入力位置に選択したファイルを入力します。
[キャンセル]・・・ダイアログを閉じます。

オーディオのプロパティで入力位置を変更する・・・下図では30ステップ後ろにずらしている

「変更」ボタンで位置が修正されます。
オーディオの方が遅れる場合の対処方法
オーディオの方が遅れる場合の方が面倒です。1小節目の先頭より前に移動させることができません。
本当はオーディオの方が先走りするように変換した方がいいので、設定を見直した方がいいです。下図のオーディオ演奏のオフセットとオーディオ録音のオフセットを見直してみてください。

設定がうまくいかないあるいは面倒なときは、オーディオファイルを編集・加工する方法もあります。
埋め込んでいるオーディオ部分を矢印カーソルでダブルクリックします。ウェーブエディタが起動しますね。
オーディオの方が遅れるのですからオーディオファイルの先頭部分(空白部分)を遅れる時間分だけ削除します。
「編集」=>「範囲選択」で選択範囲を設けます。カットする時間分だけ選択範囲にします。

OKで範囲選択されています。極小さな時間では波形表示部分で確認できないかもしれませんが、選択されています。虫眼鏡(拡大縮小)ツールで拡大するとわかります。

「編集」=>「切り取りカット」で選択部分はカットされます。※Delキーでは削除されません。
これで不要部分が削除できました。

ウェーブエディタを閉じます。「オーディオファイルは変更されています。保存しますか?」で必ず「はい」を選び保存しなおしてください。
これでソングエディタに戻ります。再生してずれを確認します。
少し大きめにカットしておくといいです。先走りする場合簡単に移動できるうからです。
尚、ウェーブエディタではカットとは逆にBlank挿入することもできます。
※オーディオ変換したときに最後尾に無音部が長くできる場合、ウェーブエディタでカットするといいでしょう。空白部分もファイル容量を食いますから前後に大きな無音部がある場合はカットして埋め込んで位置調整した方がよいでしょう。特に後ろに無音部が続いて終わっている場合は削除しても問題ない場合が多いのでサイズ縮小のためにもぜひ行ってください。
知っておくと便利?・・・オーディオデータの無音部を消去
この機能は埋め込んで位置調整後に使用するととても便利です。無論部分を削除でき、しかも演奏位置がずれません。尚実行するとオートメーションが解除されます。この機能を使用する場合、オートメーション化はこの処理後に行うようにしてください。
埋め込んだオーディオデータを矢印カーソルで選択状態にして「オプション」=>「アレンジ/オーディオ/ムービー」=>「オーディオデータの無音部を消去」で実行します。
実行前
![]()
実行後
![]()
ボタンでもOK。
感度を上げすぎると音があるところもノイズとして消去されることがありますので注意!
この機能で分割した場合それぞれのブロック(オーディオデータ)を個別に保存しないと、データ量が小さくなることはありません。メモリに読み込まれるデータ量が少なくなるわけでもありません。面倒ならこの機能を実行する意味はないので(分割されているように見えて実はひとつのままです---内部的に複数ブロックに分けられているだけ)、実行しないでください。分割されていない方が後の処理が簡単な場合もあります。
※WAVファイルと同名のpkfファイルに配置情報(高速波形描画用ファイルです)が含まれます。pkfファイルは誤って削除したとしても問題ありません。
データが細かく分割されているとむしろデータ読み込みに時間がかかることがあります。
ドラムパート演奏をオーディオにする別の方法
設定した音源の演奏で保存する方法で説明しましたように、ソング演奏を実際に録音する方法もあります。この場合はVSC-88以外の音源でも録音できます。
まずドラムトラックに演奏させたい音源を設定します。このドラムトラックのソロ演奏ボタンをオンにしておきます。他は演奏録音に入れませんのでソロ演奏はオンにしないように。
![]()
「ツール」=.>「ミックスダウンウィザード」でソング演奏をオーディオ録音するようにします。途中画面で演奏させてみてドラムだけ演奏されるか確認しておきます。
後は先に説明の通りファイルに保存させます。
ウェーブエディタが起動しますので、編集や加工するなどして閉じてください。編集加工したときは上書き保存してくださいね。
VSC-88で変換した場合と同様にA10トラックに埋め込んで再生させながら位置調整してください。
ドラムは埋め込まれましたね。
次はM1をVSTiで演奏させるように設定して、オーディオファイルに変換しましょう。オーディオトラックに直接バウンスさせます。
VSTiを組み込むにはVSTインストゥルメントウィンドウを使用します。「ウィンドウ」=>「VSTインストゥルメント」で開きましょう。
何も組み込んでいないのでNo Instrumentとなっています。一度に組み込めるのは8つまでです。

一番上のVSTi(1)にVB-1を組み込みます。M1がベースなのでベースに合うVSTiを組み込みます。ソングエディタのM1に設定する音源をVB-1(1)に変更します。
![]()
VSTiではMIDIコントロールデータを受信するものと受信しないものがあります。一部受信するものもあります。例えばトーン番号を受信するものでは、MIDIのトーン番号によってプリセットの音に変更してしまうことがあります。自分で選んだ音色のまま演奏させたい場合はMIDIからトーン指定を削除しなければならない場合があります。
逆に途中で音色が変わるMIDIトラックでVSTiを使用する場合、トーンを受信しないと音色が変わってくれない、あるいは元々プリセット音がMIDIの音色に合っていないため途中から変な音色で演奏されることもあります。VSTiの音色にあわせるようにトーン番号を指定するなどしてください。
VSTiではPanpotやVolumeやExpressionなど受信するものと受信しないものとあります。最終的には演奏させてみて確認するしかありません。
尚Synth 1 VSTではある程度MIDIコントロールに対応していますが、未対応のままになっている部分もあります。設定により変更できるパラメータもありますので設定してみてください。特にAmp gainをExpressionに、Pan LRをPanpotにあわせておくと便利です。
VSTi画面を出すには、VStインストゥルメントの組み込んだ場所にあるEDボタンを押します。

VB-1のBuzz Bassという音色で演奏を聴いてみましょう。
音色表示部分をクリックするとプリセットされた音色から選んで変更できます。
VB-1ではピックの位置が移動できます。ピックアップの高さをレバーで変更できます。それとは別に2つのつまみが付いていますね。これらで音色が変わります。
さてrプレイボタンで演奏させてみましょう。Buzz Bassを選んでいますが、M1ではFinger Bass(34)になってますね。このトーン番号を受信することでVB-1の音色番号が変わることはないようです(トーン番号は受信しないようですね)。MIDIからFinger Bassというトーン指定を削除しなくてもよさそうです。
MIDIでPanpotが設定されていてもPanpot受信しない場合はVSTiのPanpotで予め調整しておく方法と、一旦オーディオにしてからオーディオトラックのパンポットで調整する方法、VSTi CHトラックのPanpotでセットしておく方法があります。状況に合わせて使い分けしてください。Volumeなど他のパラメータでも基本的に同じ。先に調整して変換するか、変換後に調整するかは自由です。
Singer Song Writer 8.0 VSには各トラックやエフェクトで調整機能が付いています。オートメーションにより調整を自動化する機能もあります。変換後でも十分調整できますので安心してください。
さて演奏させてみてあまりに音が大きく音割れすることはないでしょうか?歪んでしまうと変換後に修正は難しいです。VSTiに音量調整があってもMIDIのVolume受信してしまう場合は音量調整がMIDIのVolumeによって勝手に変わってしまいます。このような場合はMIDI側でVolumeを小さくしてしまうなどの処理が必要です。VSTi CHのVolumeでセットする方法もあります。音が小さい場合はウェーブエディタで大きくすることができます(ウェーブエディタにはゲイン調整が付いています)。オーディオトラックには音量調整もついています。音割れしていなければ後から編集して直せます(あまりに小さすぎるとノイズが目立つ場合もあるかもしれません)。
先のドラムのオーディオファイルも音が小さいようでしたらウェーブエディタで編集して全体の音量を大きくすることができますよ。
埋め込んだオーディオファイルをウェーブエディタで開くには
ソングエディタのツールにある矢印カーソル
で
オーディオファイル部分
をダブルクリックすると開きます。

全体の音量を変えたい場合は「編集」=>「すべてを選択」で全体を選択状態にしてから「オプション」=>「加工」=>「ゲイン」を実行します。

ウェーブエディタで編集・加工が終わったらウェーブエディタを閉じます。変更が行われた場合保存ダイアログが出ますので保存しなおしてください。
元のソングエディタ画面に戻ります。オーディオデータ部分が選択状態になっています。

プレイツールの巻き戻しボタンを押すと解除されます。

ではVB-1での演奏設定が終わりましたら早速オーディオトラックにバウンスさせます。M1ですからA1にバウンスしましょう。
「編集」=.「グローバル選択」=>「複数トラックの選択」を実行します。
複数トラックの選択画面で「VSTi 1 CH1 Automation」をクリック選択します。VSTi Automation 1ではありませんので注意!

OKを押します。
ソングエディタのオーディオデータのバウンスボタン
を押すか、「オプション」=>「アレンジ/オーディオ/ムービー」=>「Bounce」を実行します。
Bounce画面で3つのチェック欄がありますが、選択したトラック(VSTi 1 CH Autometion)にはオートメーション機能があり、Volume/Pan/EQを自動変更するようにできます。それを利用するかどうか、あるいはエフェクトをセットしている場合利用するかどうかなどです。ここでは何もセットしていませんので「エフェクト/ミキサーの設定を使用しない」で行ってみましょう。

Bounce先トラックを確認してOKボタンを押します。ここではA1にバウンスしますのでこのままOK。
変換作業が始まります。
変換完了後A1をみるとオーディオデータが埋め込まれていますね。

プレイツールの巻き戻しボタンで選択トラックを解除してください。
それはそうとMIDIトラックとオーディオトラックはわかりやすい名前をつけることができます。トラック名のところをクリックすると書き換え可能です。

バウンスが終わったらM1を一時停止にするか音源を設定なしにして全体演奏してみましょう。ベースとドラムはオーディオファイルで演奏、その他はMIDI演奏になるはずです。

このようにして各MIDIトラックをVSTiでオーディオ変換=>オーディオトラックに埋め込んでいきます。ここでは一つ一つのトラックごとやってますが、まとめて行うことも可能です。複数トラックの選択ですからね。但しまとめて行うと複数トラックの演奏がひとつのオーディオトラックにミックスダウンされるので、後から調整してバランスを修正することが難しくなります。バウンスする前に演奏を聴きながら十分に調整しておかなければなりません。個々にバウンスするのは面倒ですが、後から個別に調整して全体のバランスをとることが可能ですよね。
埋め込んだオーディオがずれるときは先の先走りする場合や遅れる場合同様調整します。すべてのオーディオデータとの演奏にずれが生じないよう調整を済ませましょう。
次はVSTiでオーディオ変換完了後のオーディオトラックの調整(オートメーション)を説明します。