
オートメーションについて説明します。
「おしえて」のSinger Song Writer 8.0 VSファイルは次からDLし解凍してください。
osiete_v.zip・・・オーディオファイル付いていますので巨大です。解凍後中にあるSS6ファイルをSinger Song Writer 8.0 VSで開いてください。開くまで数分かかります。オーディオ部はドラムを除きVSTiでのバウンスです。
最終的なミックスダウンはしていません。無音部消去もしていません。無音部消去を実行しても保存ファイルのスリム化にはなりません。
Singer Song Writer 8.0 VSでのオートメーションには、VSTiオートメーション・エフェクトオートメーション(VSTエフェクト含む)・オーディオトラックオートメーションがあります。
オートメーションとはトラックやVSTi・エフェクトにあるパラメータを演奏しながらリアルタイムに操作して、パラメータの変化値を記録するものです。記録されたパラメータ変化は再生時に受信され自動的に変化しながら再生されます。
MIDIの場合は例えばExpressionコントロールを受信するとExpression値がその値に変化しますが、これとよく似ています。但しMIDIの場合はオートメーションとは言いませんし、オートメーションで記録することはできません。
下の画面では各オーディオトラックでRボタンが点灯しています。これはオートメーション化されているパラメータを受信する状態を示します。Wボタンを点灯させ、パラメータを選ぶと演奏時に対応するつまみを変化させると記録されます。下ではパラメータが選択されていないので、Noneになっています。

A1のミキサーにあるトラックボリュームを操作したいときはTrackVolumeを選んで演奏時にA1トラックミキサーのボリュームを操作して記録できます。
R時には選ばれているパラメータだけが変化するのではなく、オートメーション化されたすべてのパラメータ変化がリアルタイムで受信され変更されます。
パラメータを選ぶというのはあくまでも操作対象を選んでいるというだけです。
選択パラメータの変化状態はグラフィカルに表示されます。オートメーション化できませんが、MIDIトラックでもグラフィカルT表示されます。
MIDIトラックのPanpot変化表示。青い線です。

オーディオトラックでのTrackVolume変化表示。赤い線です。

VSTiでのチャンネルオートメション(オーディオトラックに似ている)Panpot変化(青い線)、それとは別にVSTiオートメションに対応しているので、VSTi特有のパラメータをオートメーション化できる(Synth 1 VSTにあるfilter sustainパラメータの変化グラフ--赤い線)

VSTiのパラメータはVSTiによって異なります。オートメーションで操作記録するには、演奏しながらVSTi画面上の対応するパラメータのつまみを動かします。
尚コントロール入力ツール
を使用して折れ線グラフのように変化を書き込むこともできます。これはMIDIトラックでも可能です。

![]()
演奏しながらパラメータを動かして調整することで全体のバランスをとったり、表情をつけたりが可能です。
VSTiでオーディオ変換すると音量バランスが崩れたりしますが、この機能で調整できます。フォードアウトさせる場合にもTrackVolumeを徐々に小さくしていくことでできます(エンド部分で右下がりの直線にする)。

「おしえて」でもオーディオトラックにオートメーションしていますので、Panpotをみてください。

A1でトラックボリュームをオートメーションで記録するには
A1の左矢印マーク
をクリックしてミキサーを表示させます。受信せずに記録させる場合はWのみ点灯させます。受信もしながら記録させる場合はRも点灯状態にしてください。
次にプレーツールで演奏スタートさせます。演奏と同時に記録が始まります。トラックボリューム記録になっていますからミキサーの音量スライダーを上下させることで音量が記録されます。赤い線が波打っているのはそのようにスライダーを動かしたからです。

演奏は途中で止めてもOKです。
記録したら今度はWを消灯させ、Rを点灯させて再生してみてください。グラフに合わせてミキサーのボリュームスライダーが上下するはずです。
ここではトラックボリュームで説明しましたが、Panpotやエフェクトのパラメータ、あるいはVSTiのパラメータ記録でも同じです。VSTiの場合ですとVSTiのウィンドウを表示させて、同様に再生中オートメーションに対応するパラメータでつまみを動かすと記録されます。
各トラックやマスタートラック・エフェクトなどオートメーション化しておけばバランス取れた再生ができます。
VSTiのSynth 1 VSTで、 pan LRをオートメーション記録するには
MIDIトラックにSynth 1を音源設定します。VSTインストゥルメントウィンドウでSynth 1 VSTを組み込んで設定してください。下図のように組み込んだVSTi Auitomationトラックがありますのでパラメータをpan LRにします。Wボタンを点灯させてオートメーション記録状態にします。

EDボタンを押してVSTiウォンドウを表示させます。
演奏スタートさせてSynth 1 VSTのpan LRつまみをマウスで動かすとその変化が記録されます。記録後Wを消灯しRを点灯させてやれば再生でPan LRレベルが記録した通りに変化します(pan LRつまみは自動的に動きます)。

つまみをグニョグニョ動かしてみた。

エフェクトも同様の手順です。
これらオートメーション化された状態でオーディオ変換を行うと、その演奏通りにミックスダウンできます。
ミックスダウンする方法
オートメーション化し、再生で曲が出来上がりましたら最終的にひとつのオーディオファイルにします。
演奏させて録音すればいいのですが、Singer Song Writer 8.0 VSにはミックスダウンという機能があります。
オーディオトラックをオートメション化された状態でミックスダウンさせてひとつのオーディオファイルにしましょう。
「おしえて」の場合はA1〜A16まで各パートデータとしてのオーディオファイルが埋め込まれていますね。これらを混ぜてひとつにします。
そのためにA17トラックを用意してください。既にあるオーディオトラックにミックスダウンすることもできますが、元あったそのオーディオトラックのファイルが書き換えられます。ミックスダウン用のオーディオトラックを用意してそこにミックスダウンしましょう。
「編集」=>「グローバル選択」=>「複数トラックの選択」を実行。A1〜A16までのトラックをすべてチェックしてOKとします。

ミックスダウンするオーディオトラックすべてが選択されていますね。
オーディオデータのBounceを実行します。
ミックスダウンしたオーディオを埋め込むトラックをA17にします。

VolumeやPanあるいはEQなどオーディオトラックのオートメーション化をしている場合=>二番目を、それに加えチャンネルエフェクトやマスターエフェクトもセットしている場合は一番下を選びます。OKを押すとミックスダウン処理(オーディオデータのBounce)がスタートします。
マスタートラックはオーディオトラック全体に関するボリュームやエフェクト処理ができます。
処理が終わるとA17にオーディオデータが埋め込まれていることがわかります。このA17トラックだけをソロ演奏状態にしてプレイさせてみてください。
これで曲は完成です。

完成したA17トラックのオーディオをWAV以外に変換するには
A17トラックのオーディオデータ部を矢印カーソルでダブルクリックしてウェーブエディタを起動します。
この時前後に不要な無音部がある場合はウェーブエディタで処理しておきます。音量が小さいと思う場合もGainで処理してください。
エフェクトをかける場合はかける部分を選択し(全体に適用させるときはすべてを選択にする)、エフェクトを選んでください。
下記ではリバーブになっていますが、VSTエフェクトを含めて切り替えてからハンマー状のツール(エフェクトパネルを開く)をクリックします。

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エフェクトパネル上でパラメータを変化させて演奏を聴きながらエフェクト調整します。エフェクトパネルには演奏確認するPLAYボタン、エフェクトを適用するOKボタン、閉じるCloseボタンがあります。試聴モード(PLAY)のときは試聴解除のSTOPボタンが出ます。試聴しながらエフェクトのかかり方を確認できるようになっています。

VSTエフェクトとSinger Song Writer 8.0 VS付属エフェクトはウェーブエディタ上でもオーディオトラックのエフェクト オートメーションでも利用できます。
下図では曲が終わった後ろに不要な無音部があるのでその無音部を選択してカットします。

処理後

後はMP3形式で保存してしまいます。WMAなども可能です。
「ファイル」=>「オーディオファイルに名前をつけて保存」を実行します。
保存場所と保存ファイル名を決定し、ファイルの種類で保存形式を設定します。
MP3など保存形式によってビットレート設定で音質を設定して保存してください。
エフェクトとオートメーション
エフェクトには、トラック インサーション エフェクト・チャンネルエフェクト・マスターエフェクトの3つが用意されています。これらエフェクトそれぞれに最大4台までエフェクトを使用でき、使用できるエフェクトはSinger Song Writer 8.0 VS付属のものとVSTエフェクトを利用できます。
トラック インサーション エフェクトは、各オーディオトラック、VSTiトラックごとに使用できるエフェクトです。1つのトラックについて4台までエフェクトを使用することができます。下図ではオーディオトラック1(A1)に適用するエフェクトです。5段になっていますが下4段がエフェクト種類です。VSTエフェクトではVSTマークが表示されます。
詳細な設定はEDITボタンで行います。

EDITボタンを押すことでVSTエフェクトの場合はVSTエフェクトウィンドウが表示されます。

チャンネルエフェクトの入力は、4系統のエフェクト バスに接続されていて、すべてのオーディオトラックとVSTiトラックで共通に使用することができます。オーディオトラック、VSTiトラックのセンドレベルでエフェクトへのセンド量を調整します。チャンネルエフェクトの出力は、オーディオミキサーのマスターユニットでミキシングされ、リターンレベルでエフェクト量を調整します。

マスターエフェクトは、マスターユニットでのみ使用できるエフェクトで、最終的なミキシング出力に対して4種類のエフェクト処理が可能です。

エフェクトを解除するにはエフェクトの種類をNoneにします。

これらエフェクトはオートメーション対応です。

オートメーションによる記録方法はオーディオトラックでのオートメーションやVSTiのオートメーションとほとんど同じです。

詳しくはヘルプをお読みください。