Singer Song Writer 8.0 VS ドラム楽器の割り当て
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Singer Song Writer 8.0 VSでのスコアエディタウィンドウで、ドラム/パーカッションを表示させている場合(譜表をドラム譜表表示にしている場合)の、音符表示について簡単に説明します。

この譜表表示では音色はノートナンバーに合わせた位置に表示されるわけではなく、「ドラム楽器の割り当て」の設定に沿って音符<=>音の高さが表示されます。というのもドラムの各楽器は音階を奏でるものではないため、音の高さという概念がありません(ティンパニなど一部の打楽器には音階がありますが)。そこでドラム譜表では一般に五線譜上に各楽器を割り当てていますが、五線譜上のどの位置にどの楽器を当てはめるのかは自由に設定できます。それがドラム楽器の割り当てウィンドウなのですが、ドラム譜表では半音階になっていませんので(いわゆる黒鍵部分には当てはめない・・・自然音/ナチュラルトーンのみで構成)、表示できる範囲に制限が出てきます。Singer Song Writer 8.0 VSでは五線上の同じ位置に別の楽器を割りあてて表示されるようになっていますが、そのままでは重なってしまう音色を選択したり確認することが難しいため、三つのブロックに分け、色分け表示されるようになっています。

※ドラムトラックの譜表表示をドラム/パーカッション以外(ト音記号/ヘ音記号/大譜表の音階表示)にしている場合はノートナンバーと音の高さは一致します。この場合はステータスバーに打楽器名は通知してくれませんので注意してください(ノートナンバーとA4などの音名になる)。

・・・弟=>第の間違いです。

下画像を見ていただくと黒の音符・ピンクの音符・ブルーの音符がありますね。これは3つのブロック分けされている楽器の設定にあわせたものになっております。

下でパーカッション(Perc.)譜表の第一間(ト音記号の場合のF)にある音符も黒い頭の音符と赤い頭の音符がありますよね。

ドラムパートの割り当てを見てみましょう。下のように三ブロックに分けて設定されていますね。ヘ音記号第四線上は黒が050: High Tomに、青が048:Mid Tom Hに、ピンクは037 Closed Rim Shotとなっています(下記はTG-300モードのソングです)。ここの各楽器名部分はリストから自由に変更ができます。ブロックに分けられている隣同士を入れ替えボタンで入れ替えることもできます。

また先頭にチェックボックスがあり[×]が表示されているものと空白のものとありますが、[×]の場合は譜表上で音符の頭が×になります。付いていないものは●になります(おたまじゃくしの頭部分の表記)。

上図の場合ですと、Perc.第一間の楽器は黒音符がConga H Openで、赤い音符はRide Cymbal Cupということになります。

スコアエディタに戻りこの三つのブロックに分けた各楽器を選んだり入力するには、ノートツールの「黒いドラム音符」「青いドラム音符」「赤いドラム音符」ツールで切り替えます。この時ステータスバーに表示される楽器名が切り替えたInstrumentsブロックのものになります。例えば赤いドラム譜表に切り替えてある場合、上画像ではヘ音記号側第一線(Gに当たる)は028:Slapということになりますね。

・・・「黒いドラム音符」に切り替え。Perc.第二間の楽器名は

・・・「青いドラム音符」に切り替え。Perc.第二間の楽器名は

・・・「赤いドラム音符」に切り替え。Perc.第二間の楽器名は

 

五線譜の同じ位置に表示される楽器は切り替えを行うと問題なく入力・選択が可能ですが、印刷など重なっていると都合が悪い場合があります。このような場合は割り当てを変更してしまいましょう。つまり使用する楽器すべてを黒いドラム音符のブロックに設定してしまうんです。そうすれば切り替えを行わずに編集できますし、印刷でも重なる楽器がなくなります。

ソングのドラムパートにカーソルがあるのを確認して「設定」=>「ドラム楽器の割り当て」を実行します。尚接続している音源のドラム楽器表示になりますが、MIDI OUTポートの音源及び初期化方法がその音源にあっていないと表記通りの音がでない/無音の楽器があるなどが起こります。きちんと設定しておきましょう。YAMAHA XG音源でGSドラムを使用するにはTG300モードにしておかなければなりません。GSリセットを受信させた上で行う必要があります。まあソングの頭にGSリセットをいれ、その部分を再生されるとTG300モードに切り替わります。

黒いドラム音符ブロックで使用しない楽器があればその部分に使用する楽器を割り当てましょう。

一番上(加線・上第一線)にはなにも割り当てられていないのでここにMaracasを割り当ててみます。リストから選びます。

黒いドラム音符ブロック一番上が070:Maracasになりました。

他にも使用する楽器が黒いドラム音符ブロックになければ、使用しない楽器部分を使用する楽器に変更して割り当てを変えます。「更新」ボタンで変更完了させます。

使用する楽器がすべて黒いドラム音符ブロックに割り当てられると青や赤で表示されていた音符がなくなり、すべて黒い音符となりますね。

すべて黒い音符で表示されたドラムスコア(折り返し表示にしてあります)。・・・一番右が折り返し表示ボタン。

ドラム楽器の割り当てウィンドウと重ねてみてみる。こんな感じです。

この説明に使用したss6ファイル・・・DownLoad 松田聖子「青い珊瑚礁」GS or TG300B midi試聴 PLAY・・・お遊びで波の音など入っています。TG-300またはGS音源のない方は、YAMAHA MidRadio Player(フリーウェア)で癖のある音ですが聞けます。Microsoft GS Wavetable SW Synthでは鳥の囀りが別の音に、WinGrooveではバブルのはじける音がでません。


ドラムパートの楽器を個別にパンポット設定するには

ドラム/パーカッションにはノートナンバーそれぞれに様々な楽器がセットされていますが、それぞれの左右バランスは音源のデフォルトで決まってます。マラカスは多くの場合中央やや左から聞こえてくるものが多いようですが、特定のノートナンバーの楽器だけをパンポット設定できます。

Singer Song Writer 8.0 VSではコントローラの入力から可能です(直接ステップエディタ上で入力する場合は音源のMIDIインクリメンテーションチャートをお読みください)。

ドラムトラックの挿入したい位置にカーソルを移動させておきます。次に「ツール」=>「入力ツール」=>「コントローラ入力」を実行。コントローラ入力ツールでリストからDrum Inst Panpot (NRPN)を選択します。

NRPN LSB値は設定したいドラム楽器のノートナンバーです。Maracas(GS Standard Drum Kit)のパンポットを中央極僅か右(70)にしてみましょう。MaracasはGSでノートナンバー70なので、NRPN LSBに70と入力します。実際のパンポットの値は値欄に入れます。一番左は0で、中央は64、一番右は127です。インクリメンテーションでは16進数で説明されている場合がありますので、10進数に直して入力してください。

入力ボタンでカーソル位置に入ります。ステップエディタで確認してみましょう。マクロ機能によりMRPNのMSB値/LSB値/データエントリーも入ります。

データエントリー・・・MIDIコントロールチェンジの一種。コントロールナンバーは 6 番(Data Entry MSB)と38番(Data Entry LSB)で、この2つの値の組み合わせによってパラメーターの数値を設定する。主にRPNやNRPNで指定したパラメーターの数値を変更するときに使う。上の場合はコントロールチェンジ38のData Entry LSBは使用していない(必ず組み合わせなければならないわけではない)。

※GS対応音源で(YAMAHA XG音源でもOK)。Microsoft GS Wavetable SW Synthでは受信しない様子。Wingrooveも×。YAMAHA Midradio Playerの内蔵音源でもまあ聞けます。iTunes(QuickTime内蔵音源)は不可。
MIDI再生プレーヤーは演奏モニタで様々なパラメータやステータスがリアルタイムで見れるTMIDI Playerをお勧め。http://www.vector.co.jp/authors/VA010012/
フリーのMIDIシーケンサCherryでも同様な演奏モニタがあります。同じ作者です。

青い珊瑚礁--GS--Maracasが左からスネアが右から聞こえる

比較:青い珊瑚礁--GS--Maracasが右からスネアが左から聞こえる

TMIDI PlayerのNRPNボタンを押した液晶モニタ画面です。

設定さえきちんと行えばプログラム番号・バンク番号・マップの種類・インストゥルメント名も表示されます。

TMIDI PLAYERに関してはこちら・・・VSC-88(VSC-3.2)の設定も含む。

Panpotのほかにもリバーブ・センド・レベルやコーラス・センド・レベル、TVAレベル(ドラム楽器の個別レベル値)などが簡単にセットできますのでお試しください。

以下メモです。ここはSinger Song Writer 8.0 VSの使い方を解説しているページなので詳しくは触れません。というか詳しく説明するだけの知識はありません。

NRPNの詳細はこちら

RPNの詳細はこちら

データエントリの詳細はこちら


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