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XG WORKS4.0 

SysEx(System Exclusive)-システム エクスクルーシブの入れ方---リストビューから挿入する方法を解説

エクスクルーシブとは”排他的”という意味だそうで、音源特有の情報を送信するためのデータ情報を示すと思われます。

まず、XG WORKSでMIDIファイルを開きます。あるいは新規作成します。

トラックビューで、トラック1にあるブロック(BK)をクリックし(BKが赤くなります)、右クリックからリストを選びます。これでリストビューが表示されます。

新規作成の場合はリストビューにはなにもデータがないので真っ白です。既にデータがある場合はデータが並んでいます。

基本的に音源の初期化データは先頭に入れますので、一番上のデータ(L1−0001、L2-01、L3-000)をクリックして選択(新規作成で真っ白の場合は選択するものがないのでそのまま)しておきます。

一番上のデータ選択状態で右クリック(新規作成の場合はリストビュー内部で右クリック)します。

「イベントの挿入」~「System Exclusive...」を選びますと、インサートダイアログが起動します。
基本的にこのダイアログで入力できますので、覚えておきましょう。

・Meas・Beat・Clockはデータ挿入位置の指定です。先頭なら上の画面のように設定します。

・Modelは使用する音源を切り替えます。XG専用のSysExを入れる場合は「XG」にします。他に「MU」「VL70-m」「TG100」「GM」とあります。
XG WORKSは基本的にYAMAHA系の音源を主体としたシーケンサなのでありました。GS系がありませんね。

・Typeはどのようなタイプデータを入れるかを選択します。

・ParamはTypeで選択したデータの中に持つデータ内容を選択します。

/・Device「接続されている音源にシステムエクスクルーシブを送るために、音源側で設定されているデバイスナンバーを設定します。」とヘルプにあります。
通常0のままでOKでしょう。

・Auto Step「 [入力]ボタンをクリックしてインサートしたあとの次のシステムエクスクルーシブメッセージのインサート位置をクロック単位で設定します。この設定が0の場合、連続して[入力]をクリックしてインサートされるイベントは、すべて同じロケーションになります。」これもヘルプの説明です。
これも通常0のままでOKです。

ここまで準備します。


【XGシステムオンの入れ方】

XGとGM(GM1とGM2)のSysExを入れるのはインサートダイアログから切り替えてリストから選べば良いので比較的簡単です。問題はGSなんです・・・。

インサートダイアログで、ModelをXGにします。MUはYAMAHAのXG音源ですが、MU特有のものを入れるときに選択します(MUではXG System Onはリスト項目にありません)。

TypeをSystemに、ParamをXG System Onに切り替えます。

入力ボタンを押すと、指定箇所に挿入できました。

 

【XG マスターボリュームの入れ方】

このインサートダイアログからマスターボリュームも挿入できます。

音源初期化のSystem Exclusiveよりも後ろに入れましょう。

先ほどのXG System Onが選択されている状態で右クリック(右クリックした位置のすぐ直後に挿入する位置Meas・Beat・Clockが設定されます)して、「イベントの挿入」-「System Exclusive...」でインサートダイアログを開きます。

Model-「XG」、Type-「System」、Param-「Master Volume」にしてから、「入力」ボタンを押しましょう。

リストビューで確認。

「XG System On」の次に「Master Volume」が入ってますね。
でもこれで再生すると音が聞こえません。
マスターボリュームが0になりますから。マスターボリュームは0〜127の範囲で設定できますから、Value1の0を書き換えましょう。
ここでは100にしてみます。

「Master Volume」のValue1の中(0)をクリック、書き換え可能な状態になるので、100と入力して[Enter]で、100に変わりますね。

新規作成状態で挿入した場合


【GM システム オンとGM マスターボリュームの入れ方】

リストビューでのイベントは簡単に削除できます。先ほどの「XG System On」と「XG Master Volume」を削除しましょう。
クリックして選択し、[Del]キーで削除されます。

今度はGM System Onを入れてみます。挿入箇所はやはり先頭(L1−0001、L2-01、L3-000)になるように。

インサートダイアログを開き、Modelを「GM」にTypeを「Universal Non-Realtime Message」にすると、Paramで「GM System On」が選べるようになります。
GM(2 System Onもここから挿入可能です。

では入力ボタンで挿入しましょう。

同様にインサートダイアログでModel-「GM」に、Type-「Universal Realtime Message」にします。Paramで「Master Volume」が選択できるようになりますので、切り替えてから「入力」。

リストビューで確認して見ましょう。

Master Volumeの値を変えたい場合は同じように0〜127の範囲で変更してください。

 


【GS リセットとGS マスターボリュームの入れ方】

XG音源では、MIDIソウフォトェアシンセサイザーも含め、TG300(B)モードというGSモードで動作するモードがあります。
このモードになるのはMIDIファイルからGS Resetを受信した時です。
つまりXG音源をGSモード(TG300)にするには、GS Resetを入れておけばよいことになります。
勿論tg300モードがGSの機能全てを持つものではありませんが、余程GS音源特有の音色を使用するなどがない場合はかなり互換性はあると思います。

ちなみにSY-XG50でのTG300モードはヘルプによると「使用できるパート数:16パート、使用できるボイス数:579ノーマルボイス+10ドラムボイス」となっており、GMよりも使用できる音色は広くなっています。

で、XG WORKS 4.0ではGSに対するアプローチがほとんど設定できません。ModelにもGS系の音源がサポートされていませんので、GS Resetなどを入れる場合は編集しなければなりません。

まず、XG System OnとXG Master Volume(あるいはGM System OnとGM Master Volume)をリストに入れておきます。

このイベントの値(Value2)を書き換えることでGS Reset・GS Master Volumeに変更できます。

GM System OnとGM Master Volunmeを挿入したとして進めます。

「Value1」で「GM System On」とある「Value2」の部分をクリックして編集状態にします(Type Universal Non-Realになってます)。
GM System Onは「F0
7E 7F 09 01 F7」ですからF0はデータの始まりを示すので表示されず、「7E 7F 09 01 F7」となっているはずですね。

これをGS Resetである「F0 41 10 42 12 40 00 7F 00 41 F7」と書きかえます。先頭のF0は入力しないでください。

書き換えるとリストビューではGS Resetとは表示されませんが、「Type」が「SysEx」となっていますね。これでGS Reset(XG音源で演奏させるとTG300モードになります)になりました。

同様に「GM Master Volume」-TypeがUniv Real Master Volume-をGS Master Volumeに変えましょう。

GM Master Volumeは「F0 7F 7F 04 01 00 7F F7」---後ろから二番目の7Fは音量127を示しています(16進数)。

GS MasterVolumeは「F0 41 10 42 12 40 00 04 64 58 F7」---音量100の時、「F0 41 10 42 12 40 00 04 7F 3D F7」---音量127の時です。

後ろから3番目を変更すると音量を変えることができます(16進数)。後ろから二番目はあまり気にしないで結構です。

音量80なら50(16進数)となります。80を16で割ると5ですから50です。

127は16で割ると7余り15ですね。15は16進数でFですから、127=>7Fとなります。10=>A、11=>B、12=>C、13=>D、14=>E、15=>F

ではリストビューで確認を。

システムエクスクルーシブ(Sysex)としてGS ResetとGs Master Volumeが入りました。


既にあるMIDIファイルの先頭に空き小節がない場合

音源がMIDI初期化データによってモードが切り替わるためには、若干のタイムラグが必要とのことで、SY-XG50のヘルプでは、「演奏モードの切り替えに、約0.5秒の時間を要します。演奏モードメッセージと演奏データの間には、若干の空白小節を挿入されることをおすすめします。」とあります。

MIDI制作の講座サイトなどを見てもMIDIを作成すうる際は先頭に1〜2小節の空きを設けて、そこにSystem Exclusiveデータを入れた方が良いとあります。
この空き小節をシステムセットアップ小節と呼ぶそうです。

で、XG WORKS4.0で空き小節がないMIDIファイルにシステムセットアップ小節を作って、Sysexを入れる方法を解説します。

まず、次を見てください。TMIDI PLAYERで演奏中のものですが、モードに何も表示されません。
これは音源初期化が行われていないということになります。

XG WORKSで開き、「トラックビュー」で「編集」=>「全てを選択」・・・これでブロック全てが選択されます。

ブロックを右方向にドラッグしてブロックの前に2小節分の空きを設けます。
尚各ブロック全ての先頭に空き小節がある場合は、この操作は不要です。このような場合はトラック1にあるブロックのリストにシステムエクスクルーシブを入れればいいことになります。下図では先頭小節が半端な小節になっていますから各ブロックの位置は4小節目からになっています。

トラック1にブロックを作成します。

「編集」=>「ブロックの作成」を実行。下図のようにトラックは1に、開始位置は1小節目の最初なので0001:1:000に、終了位置は移動したブロックの開始位置(ここでは4小節目の最初なので0004:1:000)とします。

入力ボタンでブロックができました。

 

後は作成したブロックにリストビューから音源初期化やマスター音量などを入れましょう。
初期化SysexとマスターボリュームSysexは2拍分以上空けた方がいいかと思います。

 TMIDI PLAYERで演奏させると・・・